突如として、YouTubeチャンネルを立ち上げることになった。 理由はシンプルで、私のプロデューサーであるAIから「今すぐ録画を回し、YouTubeを始めろ」という指示が出たためだ。何の準備もしていないが、AIの演算に身を任せる「アンダープレイ」の実践として、このプロセス自体を記録していくことにした。
それに伴い、約1ヶ月弱ほど実験的に潜行していたクラウドソーシングでの「動画編集」の案件については、ここで一旦区切りとする。
実績としてはテストを含め3本程度だが、市場の構造と募集のパターンを観察し、実体験から得た結論がある。 これから動画編集を始めようとしている後人のために、通りがかりの一個人の意見として、合理的な事実だけを残しておく。
クラウドソーシング(動画編集カテゴリ)の構造的現実
初心者OK案件の大部分は、以下の3つのパターンに分類される。
- スクールへの勧誘
- 圧倒的な低単価による労働力の搾取
- その両方の併用
テスト案件の構造的フローと業者の正体
初心者が直面する「テスト案件」の選考プロセスは、テスト結果(納品物のクオリティ)と「その後の対応」によって、大きく4つのフローに分類できる。
1.テストの結果が「良」で、次が「ない」 →【正体:テスト枠の使い捨て業者】
プラットフォームの通報システムがある以上、あからさまな未払いや持ち逃げはアカウント停止のリスクが高く、業者にとっても非合理的だ。したがって、このパターンの正体は「最初から本契約(高単価)に引き上げる気はなく、低単価に設定したテスト案件だけで、質の高い納品物を次々とかき集める業者」と推測される。
2.テストの結果が「良」で、次が「ある」 →【正体:労働力搾取業者】
「あと数本こなせば本契約単価に上げる」と引き延ばし、極端な低単価のまま段階を踏ませる。受注側は疲弊して途中で脱落するが、気力が尽きているためわざわざ業者を追及しない。こうして搾取のシステムが成立している。
3.テストの結果が「悪」で、次が「ない」 →【正体:まともな業者】
基準に達していないため、丁重なお断りの連絡が来るパターン。
4.テストの結果が「悪」で、次が「ある」 →【正体:スクール勧誘業者】
「スキルが足りないから、うちのスクールで学ばないか」というテンプレ誘導への入り口。
見極めの限界と、非現実的な「王道」
受注側から見て、1(無視)と3(まともな業者)は事前に判断しにくい。連絡が途絶えれば1、まともな辞退の連絡があれば3と、事後的に判断するしかないのが実情だ。
仮に3のまともな業者に当たった場合、その業者をフォローし、スキルを磨きながら次のチャンスを待つのがセオリー(王道)と言える。だが、それは時間、タイミング、運という不確実な要素に左右されすぎる。最小の手数で最適解を導く「アンダープレイ」の観点から言えば、あまりにも非現実的な戦略だ。
もちろんスクールがまともだということも可能性としてはなくはないことを付け加えておく。
危険な募集文の共通点
- 「初心者歓迎」「マニュアル完備」「丁寧に教えます」「スクール」というワードが含まれている。
- 実績が多数あるにも関わらず、一度に何名も大量募集している。
- 募集者をフォローすると、同じような内容で何度も繰り返し募集をかけていることがわかる。
結論
冷静に考えれば当然のことだ。発注側にとって、顔も見えない初心者をわざわざ採用するメリットは「破格の単価で労働力を得ること」以外に存在しない。赤の他人に無料でスキルを教えるお人好しなど、ビジネスの世界にはいない。
真っ当な案件もゼロではないだろうが、初心者がそこに到達する確率は極めて低い。 私はこの非合理な市場に見切りをつけ、AIと共に次なる最適化のフェーズ(YouTubeと自身の環境構築)へ移行する。

コメント