YMM4での「時給56円」という敗戦を経て、私は本命の戦場へ移った。Adobe Premiere Pro。法人案件。プロジェクトマネージャー(PM)付き。50万円の先行投資をしたハイスペックPCが、ようやく真価を発揮する舞台だ。
■ 案件スペック:本命のPremiere Pro案件
- 内容: ビジネス系YouTube動画編集(20分超)
- 報酬: 契約額 約6,000円(手取り:約4,000円)
- 条件: Vrewによるカット・文字起こし、Premiere Proでの本編集。
■ 採用テスト:AIを「軍師」に据えた完コピ作戦
本採用前のテストは「完成見本動画の完コピ」だった。基本操作は理解していても、プロが施した細かなエフェクトの正体を突き止めるのは容易ではない。ここで私は、AIを最強のパートナーとしてフル稼働させた。
最新のPremiere Pro 2026の仕様に対し、AIが時折古い情報を出す場面もあったが、Web検索を組み合わせたプロンプトで補正。シャッター角度の微調整によるブレ(モーションブラ)など、細部まで追い込んだ。20人のライバルを退け、本採用を勝ち取った時の自信は、今思えば「甘さ」でもあった。
■ 作業ログ:積み重なる98時間の沈黙
- テスト対策: 36時間(徹底したリサーチと再現)
- 本番制作: 62時間(執筆時点、修正待ち含む)
- トータル: 98時間
- 獲得報酬: 4,000円
- 算出結果: 時給約41円
※注:テスト対応(研究・開発フェーズ)の36時間を除外した、本番制作のみの実質時給は約65円となる。それでもなお、この数字は現状のプロセスの脆弱さを物語っている。
■ 40年のプライドを粉砕する「現実」
私は40年近くPCを叩いてきた。本業でもPCを使い倒し、ショートカットキーを駆使し、ブラインドタッチの速度には絶対の自信がある。 しかし、その培ってきたスキルと経験、そしてプライドが、この「動画編集」というフィールドでは驚くほど通用しなかった。
ハイスペックPCを用意し、Adobe CCを契約し、万全の体制で臨んだ結果がこれだ。出鼻をくじかれた、という言葉では足りない。とてつもない衝撃だった。
■ ここから「逆転」へと舵を切る
だが、ここで諦めるつもりはない。 この低効率な現状をどう修正し、どうやって時給を跳ね上げていくか。AIをパートナーに従え、この難局を乗り越えていく過程こそが、このログの本番だ。
これまでの回顧録は、あくまで過去のデータの整理。 次回からは、日々の試行錯誤と結果を、より詳細なリアルタイムログとして開示していく。


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